働く女子から働くママへ!やるべきこと!

働く女子から働くママへと迷いながらも変わっていく奮闘記

保育園『落選狙い』が急増している!育休2年に延長のメリットデメリット

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『保育園落選』なんて聞くと、落胆したくなるというのが現状ですよね。

私も今月末に出産を控えていて、来年1歳の時に復職できるかどうか今から心配だった

りします。しかし、今『落選狙い』が急増しているとのことなんです。

なんで?!そんなことあるの?と耳を疑いたくなったのですが、現実のようです。

その実態とは?

 育児休暇を延長したい

http://kosotatu.jp/wp-content/uploads/2015/08/1409.jpg

 

なぜ、今保育園の『落選狙い』が急増しているかというと、それはずばり

 

育児休暇の延長をしたいから!

 

今日本の制度では、最長2年間の育休がとれるようになっています。

基本は、1歳になった時点で戻るという制度でしたが、

 

2017年10月から条件はありますが、2年まで延長できるようになりました。

昨年始まった制度です。

 

その背景には、このTwitterでも問題になった

f:id:apprecilove7:20181114094353j:plain 引用:モーニングショー

 

保育園不足

 

正直今も足りているかというとそんなことないんですよね。

待機児童の数が極端に減っているかというとそうじゃないんです。

 

しかし、入りたいとはうらはらに 落選狙いが増えている理由は先ほど上記でもお伝え

した通り、育休制度が変わり2年まで延長になったからというのが大きいんです。

 

育児休暇を延長できる理由

育児休暇は最長2年まで延長できるとお伝えしましたが、無条件ではなく、下記の理由

があればできるという定めになっています。

 

保育園に入れないなど!

 

の理由があれば延長できます。だからあえてこの保育園に入れませんでした!という

通知書をとる人が多くなり『落選狙い』が急増しているらしいんですね。

そもそもこの落選通知を得ようと思うと

 

 『落選通知書』が必要

 

なんです。なので、別に入園させたくないけど、『落選通知書』が欲しいから応募しよ

う。という人が増えているらしいんですね。

  

まぁ別にこれ、落選したいということを事前に保育園や自治体に伝えて考慮してくれる

なら誰も迷惑にならないのでは?

と思った方もいらっしゃったと思います。

 

でもですね、これまた市区町村により対応が違うそうなんです。

 

入園希望していない希望の人に落選通知書を書いてくれる所と、関係なしに応募した時

点で無条件で厳正な抽選されるとことわかれるようです。

 

東京の23区では

対応しない区が 15区

対応する区が   8区

 

みたいです。

対応しない区は、「入園申し込みをしている以上入園の意思があるとみなしている」

「落選希望」というものはもともと想定していない。あくまで現状のルールに従って公

平に審査しているなどいわれています。

 

対応する区は、「保護者が申請するのであれば、本当に入園したい人が入れるように対

応している」と江東区は年々子供の数が増えているのでそのように対応しているとの事

です。

港区なんかでは、あらかじめ申込書の備考欄に『落選希望』と書いてもらうというよう

にしているみたいです。

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希望保育園の数を書く欄は、市区町村によって違うみたいですが、何か所か書けるけど

1箇所しか記載していなかったり、明らかに入園意思がないようにしている人もいるみ

たいです。

 

育児休暇の延長を希望するのは、単なる休みたいからじゃない!

https://manechie.so-net.ne.jp/content/so_net/manechie/learn/mane_170908213/_jcr_content/mainparsys/image.img.jpg/1504078049780.jpg

育児休暇を長くとりたいって、単なる休みたいだけでしょ!仕事行くのがしんどいから

でしょ!なんて思われる人も多いかもしれないですが、実際は切実な理由があったりす

るんですよね。

 

例えば

 

・小さいうちは子育てに専念したい!

 ➡私は、今月末の出産でまだその実感というのはわからないですが、姪っ子の成長を

  みていた時、1歳ってやっと立てたかな?という所で、歩き回ったりできている状

  況ではありませんでした。もちろん言葉もまだはっきり会話ができるようにはなっ

  ていないですしね。

 

・仕事と子育ての両立に自信がない

 ➡これもほんと切実な問題だと思います。仕事だけをしていた時もただでさえしんど

  いのに、更に育児となると・・・。いくら可愛い我が子とはいえど本当に大丈夫

  かな?と思ってしまうのが正直だと思います。しかもまだ1歳ならなおさらです。

 

・子供が病気がちで看病したい

 ➡これは、延長できる理由で相談すればなんとかなりそうな問題かなと思いますが、

  程度にもよるのかもしれないし、市区町村で変わるかもしれないですね。

  熱が出れば、迎えに来てと保育園から常にTELがかかってくることを思えば

  あまりにも体調を崩しやすかったりすると、復職するより育児休暇を延長した方が

  会社の為と思うかもしれないですよね。

 

上記の理由であれば、仕方ないなと思う節はありますよね。

自分自身も3つ目は、子供の身体の状況によりけりですが、1つ目と2つ目は少なから

ず心配する点の1つであるとは思いますね。

 

決まった保育園は大丈夫?!👇👇

あなたの保育園は大丈夫?まだうつぶせ寝対応していない保育園が! 

 

 政府はどう対応するのか?

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昨年から始まった制度で、本来は保育園不足のことも考慮して作ったのに、こんなこと

になって、問題視されていることに政府も対策を考えたようです。

f:id:apprecilove7:20181114102246j:plain 出典:モーニングショー

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ただこの対応を見ていると、落選を希望している人は優先順位を下げる対応という事

なので、この対応がベストかといえばそうじゃないような・・・というのが私の意見

なんですけどね。

 

北欧はこんな制度になっている

         https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/14/9cdd6aebbda2fe8d2b6013b08b259e9197361af6.90.2.14.2.jpg

 

北欧はやっぱり進んでいるなと思う制度の違いなんですが、

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c3/Flag_of_France.svg/260px-Flag_of_France.svg.png

フランス

 育休:満3歳まで

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/ba/Flag_of_Germany.svg/252px-Flag_of_Germany.svg.png

ドイツ

 育休:原則満3歳まで

 24か月を限度とし、満8歳になるまで別期間に持ち越し可能

 3回まで分割可能

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31fn9H+4NEL._AC_SS350_.jpg

スウェーデン

 育休:18ヶ月

 384日は4歳に達するまで、96日は12歳に達するまで取得可能

 年間3回まで分割可能

 

と融通がきく制度だなと思いますよね。

 

もう一つ

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保育ママという制度があるらしいですね。

日本でもあるのはあるらしいのですが、東京のある区で実施されているのがたった10

件らしいです"(-""-)"

まぁ海外はナニーやシッターが当たり前ですが、日本ではまだまだその概念は少ないで

すもんね。

男性の育休取得率も高いのがヨーロッパ圏

モーニングショーでお馴染みの、玉川徹さんが以前取材をしにいったことがあるとの事

で言っていたのは、公園でベビーカーを押している姿は男性がほぼほぼであったといっ

ていました。

海外では、共働きが普通の所が多く男性が育児休暇を取得するということに、周囲(会

社)も普通に取得させてくれると言われてます。

実際、私もカナダのトロントにワーキングホリデーに行った際に1か月ホームステイを

したのですが、ホストファザーもマザーも働いていてお互い協力しあって子育てをして

いたという印象でした。

まとめ

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産休・育休制度が変わって、助かる部分もかなり増えましたよね。以前は、保険料の支

払いは必須だったんですが、保険料が免除になりこれは随分助かります。

しかし、まだまだ子育てが円滑にできる世の中かというと・・・首をかしげたくなる

所はあるんですよね。100%意に沿ったというのは難しいかもしれないですが、共働

きが60%を超えている現在、日本ももう少し変えていく必要がありますよね。

少子高齢化問題を言われ続けられているんですから。